ゴールタッチ（1995年生、母ニシケンテンション）

ゴールタッチ（1995年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時14歳）と交配したニシケンテンションが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦6勝2着5回。2000年のサガ・クイーン賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

9月10日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーストーンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のウィングゲットに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（1998年）

3月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず15着に終わった。

4月11日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた7戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

7月26日、中6週で迎えた10戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコトブキガーデンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

1月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルタカジャパンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルタツマキに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトミノフォルティノを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

4月24日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンダーゲイトに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハイパープラジアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月15日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定G3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦4勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月24日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランディアップに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（10戦4勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

5歳（2000年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアービルヒーローを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

2月5日、中1週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（13戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた24戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のサガ・クイーン賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた25戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたプレストロバリー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた27戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた28戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。