ナカイシカップ（1988年生、母マルゼンパレス）
Nakaishi Cup
1988.04.03
ナカイシカップ（1988年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時10歳）と交配したマルゼンパレスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方36戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
大久保石松厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1990年）
7月7日、デビュー戦は東田幸男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
8月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中島敏文騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。
8月25日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。0着に終わった。
9月15日、中2週で迎えた4戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
10月6日、中2週で迎えた5戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングマイティーに8馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月4日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳400万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。
11月24日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
12月2日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
3歳（1991年）
1月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は猿橋重利騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。
4月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
6月8日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
6月29日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は猿橋重利騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
7月6日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた16戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースパティに1馬身半の差をつけて制した。
10月28日、中1週で迎えた18戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月11日、中1週で迎えた19戦目は、さそり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木真一騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月25日、中1週で迎えた20戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木真一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイヨフアストから2馬身半差の2着となった。
12月3日、連闘で迎えた21戦目は、いて座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木真一騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーマルヒから1馬身半差の2着となった。
12月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木真一騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4歳（1992年）
1月7日、中1週で迎えた23戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木真一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた24戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木真一騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた25戦目は、太田義広騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月27日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太田義広騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月13日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田義広騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月23日、中0週で迎えた28戦目は、アラ系一般B2ホ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木真一騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月20日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系一般B2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太田義広騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太田義広騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月12日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C1ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田義広騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で太田義広騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
6月9日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太田義広騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月21日、中5週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木真一騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーアローに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
8月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、しし座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太田義広騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木真一騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月8日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系一般C1ハ（中京(地)ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月15日、連闘で迎えた39戦目は、アラ系一般C1ハ（中京(地)ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木真一騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミツドフイルダーに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。
11月11日、中3週で迎えた40戦目は、さそり座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木真一騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた41戦目は、いて座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木真一騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月21日、中2週で迎えた42戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木真一騎手（16戦3勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1993年）
1月3日、中1週で迎えた43戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木真一騎手（17戦3勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月14日、約9か月半の休み明けで迎えた44戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、C3イ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月2日、中2週で迎えた45戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、中3週で迎えた46戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月7日、連闘で迎えた47戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーシャークに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月25日、中2週で迎えた48戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1994年）
1月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオウゴンニセイに半馬身の差をつけて6勝目をマークした。
1月30日、中1週で迎えた50戦目は、アラ系一般B（中津ダート1620m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた51戦目は、アラ系一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシズヒロセイコーに1馬身半の差をつけて7勝目をゲットした。
2月28日、中1週で迎えた52戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルテイーザーから5馬身差の2着となった。