エイシンセブン（2020年生、母エイシンソルティー）

エイシンセブン（2020年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+幸運の数字を意味するラッキーセブンより」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時9歳）と交配したエイシンソルティーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2024年の臥龍桜特別(一般C12ロ)。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月15日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4歳（2024年）

1月9日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた5戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホクセンキングオーに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、盛春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクレッシェンドに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月1日、中1週で迎えた7戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のルリオウに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月29日、中3週で迎えた8戦目は、ウマ娘シンデレラグレイ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、サルジュターグにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、二頭波賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバークエムに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、杏子特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月15日、中9週で迎えた11戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬&楽天モバイル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5歳（2025年）

5月13日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた12戦目は、葛島兄弟生誕37周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた13戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、祝!裕貴・仁美wedding杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカリンテラスに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月10日、中1週で迎えた14戦目は、板取川特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月8日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、秋涼特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、たの専が誇る44歳爆誕記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のヒルノカーディフに3馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月19日、中3週で迎えた17戦目は、野山の錦特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。