フジナミスパート（2000年生、母フェニックスラブ）

フジナミスパート（2000年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時23歳）と交配したフェニックスラブが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、地方23戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、広島県馬主会によって315万円で落札された。

小嶺英喜厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2002年）

6月29日、デビュー戦は嬉勝則騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は509kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバルコムジュリーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月7日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた3戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシボウシルキーから4馬身差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のひまわり賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた5戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中6週で迎えた6戦目は、2歳戦のビクトリー特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラピッドリーランから3馬身差の2着となった。

12月28日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、アラ系2歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレスターボーイからクビ差の2着となった。

3歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデザートビューから2馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンジョージをハナ差制して2勝目をつかんだ。

4月20日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の創刊55周年記念デイリースポーツ賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエイアキフジからクビ差の2着となった。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンホーエイに3/4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、岡山県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-3（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコトイチに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月12日、中2週で迎えた20戦目は、パパリン60’S記念杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンズゴールドをクビ差制して5勝目をゲットした。

11月16日、中4週で迎えた21戦目は、ナオ・ナナ・カップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月5日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。