ベルデイアマント（1985年生、母ショウワロマン）

ベルデイアマント（1985年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時18歳）と交配したショウワロマンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害4戦1勝、地方30戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

5月28日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったサクラセイキオーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた6戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4歳（1989年）

7月23日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた11戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノハスラーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の河口湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で星野忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で星野忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1990年）

1月7日、中3週で迎えた16戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた17戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた21戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた25戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月27日、中0週で迎えた26戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた27戦目は、菅原幸志騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸志騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸志騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸志騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた31戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は菅原幸志騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1991年）

1月30日、中7週で迎えた33戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦讓二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦讓二騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦讓二騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた37戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた38戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は三浦讓二騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた39戦目は、今野昭慶騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野昭慶騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1100m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野昭慶騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた42戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/不良）に出走。鞍上は今野昭慶騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた44戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は小竹清一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた46戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は今野昭慶騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。