ブルーマルゼン（2002年生、母ダブルセンプー）

ブルーマルゼン（2002年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のオースミメダリスト（当時7歳）と交配したダブルセンプーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方13戦4勝2着2回。2005年の東京湾カップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

8月10日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月24日、中6週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、サンキョウマンボに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2005年）

1月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーワレンダーを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のパラダイスホークをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

3月30日、中3週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトーホウヒエンをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビービープライドを半馬身振り切って制した。

6月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったドラゴンシャンハイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。