ヒシサタデー（1994年生、母Sacahuista）

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

6月1日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

9月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を5馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ゲイリーエアラに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベイティドブレスに約11馬身の大差をつけて未勝利戦を制した。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、速いペースで集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラフティマスターに約13馬身の大差をつけて2勝目を手に入れた。

12月6日、中4週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の初霜特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ポップスギャルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4歳（1998年）

10月18日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイセイタローに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のロードマグナムに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月5日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上900万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエプソムシアターに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（1999年）

1月6日、中4週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

3月14日、中9週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、5歳以上1600万下の梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

9月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた14戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のUHB賞（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の渡月橋ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の大原ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6歳（2000年）

5月6日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

7歳（2001年）

10月27日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の河口湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の桂川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

12月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

8歳（2002年）

1月27日、中4週で迎えた23戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の青梅特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコウエイシャープをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

10月5日、約8か月半の休み明けで迎えた24戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のアイルランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上1600万下のテレビ静岡賞（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民友カップ（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9歳（2003年）

3月8日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。