ポップスギャル（1992年生、母ノースギフト）

ポップスギャル（1992年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリエイター（当時6歳）と交配したノースギフトが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地26戦2勝2着1回、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の初霜特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1994年）

9月22日、デビュー戦は久保勇騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、久保秀男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーセイソブリンをクビ差制して初勝利を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のローレル賞 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の山茶花特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミサトクリスタルに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（1995年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の紅梅特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月5日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月10日、中4週で迎えた12戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の関東オークス（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保秀男騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦のすいれん特別 1組（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は久保勇騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた16戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、響橋特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1996年）

1月7日、中6週で迎えた19戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の東雲賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月16日、中5週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の両国特別（中山芝1600m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたヤマタケロン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた24戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた25戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた26戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

5歳（1997年）

1月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた31戦目は、ジャニュアリー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイステンションからハナ差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた32戦目は、フレンドリースパー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた33戦目は、如月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイパラダイスをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた34戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月30日、中2週で迎えた35戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のスヴェルトアンジュに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で池田鉄平騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた39戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で池田鉄平騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月21日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田鉄平騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月1日、中5週で迎えた41戦目は、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の晩秋特別（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月6日、中2週で迎えた43戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の初霜特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒシサタデーを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を奪取した。

6歳（1998年）

1月11日、中4週で迎えた44戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本広喜騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた45戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた46戦目は、5歳以上1600万下のブラッドストーンステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた47戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。