ホワイトルピナス（2000年生、母フダモトクィーン）

ホワイトルピナス（2000年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時6歳）と交配したフダモトクィーンが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野木山博。戦績は、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野木山博から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」と「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

吉井敏雄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

7月28日、デビュー戦は安部竜司騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホワイトカブキモノを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた4戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田知和騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高田知和騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高田知和騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高田知和騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、中0週で迎えた10戦目は、2歳戦のアラブフレッシュカップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムサシタロウにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で末田秀行騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で末田秀行騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で末田秀行騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で末田秀行騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリバーポピュラーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月11日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦のアラブ優駿（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で末田秀行騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、サルビア賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムサシタロウを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるマッチレスフレンドを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。