リバーポピュラー（2000年生、母トライバルビーナス）

リバーポピュラー（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタジマオー（当時14歳）と交配したトライバルビーナスが13歳のときに産んだ18番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は奥山博。戦績は、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、奥山喜義から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

8月24日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアタックフォースに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノエイコウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月16日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2003年）

1月2日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホワイトルピナスに交わされて3馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコモレビに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッチレスフレンドを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、サルビア賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパワーブラウンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピアドオオジに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月8日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月20日、中8週で迎えた20戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。