ベアクイーン（2019年生、母ツインエンジェルズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ブラッドメアから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、熊木浩によって440万円で落札された。

2歳（2021年）

9月19日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月28日、中6週で迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2022年）

1月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月1日、中6週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレーヴポルトに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の揖斐川特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスウォーキング賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインプロヴァンスに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の夏衣賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた12戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の萩賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンパッソに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、星月夜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（6戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、霜月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したレッツシンクにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、冬の脚音（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた18戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般B8 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、岐阜ダイヤモンドダスト賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。