オンワードカミーノ（2004年生、母オンワードパトラ）

オンワードカミーノ（2004年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋暖炉（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したオンワードパトラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地22戦0勝、地方12戦0勝。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月27日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた6戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大下智騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月2日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大下智騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大下智騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で大下智騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で大下智騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で大下智騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で大下智騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で大下智騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で大下智騎手（10戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4歳（2008年）

1月20日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で大下智騎手（11戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大下智騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（13戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大下智騎手（14戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月21日、中5週で迎えた24戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、夕刊フジ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上B2二（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、兵庫米特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。