ブラックベルベット（2004年生、母ウッディークー）

ブラックベルベット（2004年4月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「カクテルの一種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時7歳）と交配したウッディークーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は2008年ののと海洋神創水杯(一般C3-3)。

経歴

デビュー前

高橋道雄厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2007年）

11月11日、デビュー戦は畑中信司騎手を鞍上に据えて、一般C5-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は551kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルハチアラウンドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートシーズンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月3日、中3週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた8戦目は、のと海洋神創水杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドコサージュを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。