マルハチアラウンド（2004年生、母ゴールデンフォーチューン）

マルハチアラウンド（2004年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋回る」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時9歳）と交配したゴールデンフォーチューンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年のみさお&ゆうこ結婚記念杯(一般B3-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、占部恵太によって1,575万円で落札された。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月20日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3歳（2007年）

4月21日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

9月16日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月29日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた6戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5-6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックベルベットを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、春らんまん猿山・雪割草特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセフティチルドレンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイカベンザイテンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-5（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャークブロードを捕まえ切れず、約15馬身差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイティーモアを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファスマイルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイティーモアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

6月17日、中2週で迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズシンガーに1馬身の差をつけて制した。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、シリウス特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のインスパイアクロスを半馬身振り切って5勝目をゲットした。

9月15日、中2週で迎えた20戦目は、頑張れ金沢競馬騎手杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（11戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエプソムセイレーンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（12戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスプリングハウルを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、雄輔・弓子結婚2周年記念盃（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイティーモアを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般B4-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田晃浩騎手（14戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた24戦目は、坂森四郎還暦祝杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田晃浩騎手（15戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマヤノスザクを半馬身振り切って6勝目を収める

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、つばき特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田晃浩騎手（16戦6勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田晃浩騎手（17戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクイーンテレージアに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2009年）

1月2日、中3週で迎えた27戦目は、みさお&ゆうこ結婚記念杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で吉田晃浩騎手（18戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキタノテンザンをクビ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（19戦8勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた32戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、ひるがお特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた33戦目は、まんじゅしゃげ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた34戦目は、えぞぎく特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた35戦目は、ひまわり特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた36戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた37戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた38戦目は、白山風露特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（20戦8勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた39戦目は、北國新聞文化センター杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた40戦目は、圭太君と育代さんの結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた41戦目は、惇・元気グランプリ（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（21戦8勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた42戦目は、明日は競馬の祭典JBC（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（22戦8勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。