ミヤビタイガー（2002年生、母ジョージスパーク）

ミヤビタイガー（2002年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋虎」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時13歳）と交配したジョージスパークが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原武久。戦績は、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2005年）

9月9日、デビュー戦は久保勇騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は505kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のライティングブルーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、クロムシャにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月26日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

3月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったトウカイパスポートに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

5月19日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた11戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、蔵重の店片町№1ビル杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。