ミラクルタイカン（1996年生、母ビバレジナ）

Miracle Taikan

1996.05.31

ミラクルタイカン（1996年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーミジャー（当時6歳）と交配したビバレジナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方19戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の一般C。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月31日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月2日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた7戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月11日、中7週で迎えた8戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったムテキオーからハナ差の2着に甘んじた。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノウィスパーからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2000年）

1月2日、連闘で迎えた10戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月23日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた14戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた16戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月8日、中6週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた20戦目は、田島宗典騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島宗典騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンアーチから8馬身差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島宗典騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のソロナドリームに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島宗典騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブンゴフジから1馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田島宗典騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマターボーに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月27日、連闘で迎えた25戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダートラスティに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月19日、中2週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。