グランドファザー（1986年生、母シークイン）

グランドファザー（1986年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時8歳）と交配したシークインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、中央障害6戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

10月15日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（1989年）

5月6日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のマジシャンルビーを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

12月16日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に敗れた。

4歳（1990年）

1月27日、中5週で迎えた9戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンホープからアタマ差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。