オースミマイヒメ（2001年生、母ビユテイフルクイン）

オースミマイヒメ（2001年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋舞姫」。毛色は栗毛。種牡馬のオースミシャダイ（当時15歳）と交配したビユテイフルクインが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は吉田又治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月14日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた2戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた3戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイコーハンターから3馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のオールザパールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月20日、連闘で迎えた5戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーカーペンターに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月15日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、佐々木明美騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウジョージに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、門別ファンクラブ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（2005年）

1月4日、中7週で迎えた10戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスモールライトに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は井上悦児騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクレアチャンスに1馬身の差をつけて優勝

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエルバラードに1馬身の差をつけて制した。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた20戦目は、ヤマドリ特設（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた21戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。