ベルマーチアルファ（1985年生、母ニユーアニス）

ベルマーチアルファ（1985年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタクマスリー（当時12歳）と交配したニユーアニスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は以頭修一。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

7月25日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミソラクィーンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳300万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったサシオギにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1988年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハンサムユースにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月14日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日下部一二三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日下部一二三騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で日下部一二三騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。