ドリームギフト（2004年生、母アースレイヴ）

ドリームギフト（2004年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢の贈り物」。毛色は青毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したアースレイヴが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C6二。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月29日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2008年）

1月24日、中8週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したニホンピロピアザにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハギノベーネに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月13日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドロシービコーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月25日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセフティフェイマスを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のギフトラップに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月1日、中6週で迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。