コスモブランカ（2013年生、母アラブランカ）

コスモブランカ（2013年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時18歳）と交配したアラブランカが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地21戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のうお座特選(C2-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって270万円で落札された。

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月6日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月29日、中8週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。17頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月12日、中7週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

3歳（2016年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

2月13日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた17戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松岡正海騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた19戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた20戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた21戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた22戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、季秋特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、うお座特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイキグランツをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた26戦目は、ポインセチア賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサイモンリッターに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月22日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた29戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、初花月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた31戦目は、パラダイスカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた32戦目は、夢見月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたムーンパスラブ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。