ヘキレキイッセン（2020年生、母エイシンシラユキ）

ヘキレキイッセン（2020年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「霹靂+一閃」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時9歳）と交配したエイシンシラユキが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社安達牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2024年の一般C23。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月27日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月27日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

4歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2024開運ダッシュ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るトヨリュウオーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、枯木星特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサツキスマイルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったアオイリキマルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアスカセオンに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月5日、中2週で迎えた12戦目は、百十郎桜特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた13戦目は、ウマ娘シンデレラグレイ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、奨&成美ウエディング杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したフォルテッサにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、青威リューガ活動1周年記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた16戦目は、セツナエクリプス記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺竜也騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったソングオブソフィアに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺竜也騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺竜也騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のソルレベンテを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。