ホールドクィーン（1987年生、母ホールドシヤトー）

ホールドクィーン（1987年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシーホーク（当時24歳）と交配したホールドシヤトーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市正牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方31戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は1992年のMRO金賞(A)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月10日、デビュー戦は鍜治谷誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入り込んだ。

3月17日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鍜治谷誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鍜治谷誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鍜治谷誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたユウキオスカー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツタオンワードから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1991年）

4月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノメイトクに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた9戦目は、勝田浩騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた10戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝田浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクローマンから3/4馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターフアイターをハナ差制して勝利を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサリュウスキーからクビ差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクキャッスルから1馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレンテイフルから1馬身半差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフールプレイをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

8月24日、中1週で迎えた17戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートサーキツトからアタマ差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた18戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は勝田浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミツルギから半馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた23戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンバーボーイから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1992年）

4月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた27戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギノサクラからアタマ差の2着に甘んじた。

5月12日、中1週で迎えた28戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェッカーホマレをアタマ差制して4勝目を手に入れた。

5月24日、中1週で迎えた29戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシローアンバーに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

6月8日、中1週で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジュニアスボーイをクビ差制して6勝目を手に入れた。

7月7日、中3週で迎えた31戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた32戦目は、読売杯（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた33戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（7戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のビゼンマサルに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた35戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。