フールプレイ（1984年生、母サムババ）

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月8日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた7戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、ホーンオーギに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したシャインワールドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のスノートランザに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

3月26日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名正義騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクテンアローに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月13日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

5歳（1989年）

4月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、フエニックス（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、フエニックス（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセンダンクオークに3馬身の差をつけて優勝

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1990年）

10月21日、約17か月半の休養明けで迎えた20戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は平床良博騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスネーバダンスから4馬身差の2着となった。

7歳（1991年）

4月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月6日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（8戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシローフアーストに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた28戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた29戦目は、さつき賞（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた30戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューデントから5馬身差の2着となった。

8月12日、中5週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホールドクィーンからアタマ差の2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた33戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた34戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた35戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。