エルウェーホーク（1994年生、母ダンシングラス）

エルウェーホーク（1994年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハープアイル（当時9歳）と交配したダンシングラスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地30戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

7月27日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月21日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアイチシンガーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマンジュデンリッチに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、オノデンダイオーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のオノデンダイオーを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4歳（1998年）

1月5日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村山明騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、モアコスモスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月21日、中6週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村山明騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

5歳（1999年）

2月14日、約11か月の休み明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村山明騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村山明騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ストレイトアゲンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村山明騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で村山明騎手（10戦2勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月17日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村山明騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスリートウショウを3/4馬身振り切って久々に勝利を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八海山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で村山明騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6歳（2000年）

2月13日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で村山明騎手（13戦3勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

4月16日、中8週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で村山明騎手（14戦3勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で村山明騎手（15戦3勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で村山明騎手（16戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の城崎特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で村山明騎手（17戦3勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で村山明騎手（18戦3勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は20戦連続で村山明騎手（19戦3勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた23戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた25戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の仲秋特別（阪神芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の醍醐特別（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。