ワンダーセトラ（2014年生、母S. S. Miracle）

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,760万円（4.4万×400口）で一口馬主が募集された。

3歳（2017年）

3月11日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったロングベストにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したオーミシューマンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったパンサーバローズにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5歳（2019年）

3月6日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクラウンドヘッドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヴァンドデセールに3馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月25日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月16日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウマキシムに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6歳（2020年）

5月17日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月5日、中9週で迎えた12戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7歳（2021年）

1月30日、中6週で迎えた15戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた16戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイト君誕生日特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスワンボートに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハナウタマジリに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、フジツツジ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウインメテオーラに3馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

4月25日、中3週で迎えた19戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、曹一郎結婚記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサドンゲイルに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。