ウッディグリーン（1994年生、母Swan Princess）

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額4,000万円（40万×100口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

10月27日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったハセノガルチに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のヒルビリーブギに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3歳（1997年）

5月10日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた5戦目は、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月5日、中6週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のブラボーグリーンに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

7月27日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（1998年）

5月2日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小林久晃騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

6月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月1日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。