シャイニングダイヤ（2003年生、母ヴィエルジュ）

シャイニングダイヤ（2003年2月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「輝くダイヤ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時12歳）と交配したヴィエルジュが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の紅葉特別(一般B6)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、松本兼吉によって1,260万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月24日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から30kg減らして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から44kg戻して迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

4歳（2007年）

4月12日、約9か月の休養明けで迎えた6戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミタカキイタカを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた7戦目は、地域ブログ「ミエワン」開設記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコーリンスピアーズを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、アカンサス特別（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったシンメイシロフネに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクロビカリに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のゼンシンハヤトに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月7日、中4週で迎えた13戦目は、ふよう特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタガノグリッターに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月18日、中1週で迎えた15戦目は、紅葉特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゼンシンハヤトに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5歳（2008年）

4月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた16戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい17着に終わった。