テンリユーノス（2000年生、母クインアーサー）

テンリユーノス（2000年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時6歳）と交配したクインアーサーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森本隆彦。戦績は、地方30戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳以上C。

経歴

デビュー前

前田高明厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

12月3日、デビュー戦は米田幸治騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳F4（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F4（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエルセンキクマロに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハッコーブレイバリに交わされて2馬身半差の2着となった。

3歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンクリントに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月23日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米田幸治騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米田幸治騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で米田幸治騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で米田幸治騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るハリキリヒーローを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月2日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で米田幸治騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で米田幸治騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で米田幸治騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月25日、中3週で迎えた14戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C3-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミハラエースを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C3-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C4-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノコールを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

4月7日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゲンキオーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた19戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 15（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモシロハートからハナ差の2着に甘んじた。

7月18日、中3週で迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 14（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた23戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 16（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中7週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2 16（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2 16（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2005年）

1月10日、中4週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2 25（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2 24（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。