ヤマトスルスミ（1993年生、母Heirloom）

Yamato Surusumi

1993.05.10

ヤマトスルスミ（1993年5月10日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBob Back（当時12歳）と交配したHeirloomが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の一般C。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

2月24日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月7日、中5週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

9月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4歳（1997年）

4月8日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月17日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月14日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイジョンソンから半馬身差の2着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーエンペラーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノタワーをアタマ差制して勝利を手に入れた。

10月26日、中1週で迎えた21戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンコーブルーから2馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。