タカイチシービー（1999年生、母スイートキャサリン）

タカイチシービー（1999年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時19歳）と交配したスイートキャサリンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

横山稔厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

5月6日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニーファインからアタマ差の2着に甘んじた。

6月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスカルアカデミーから2馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカパトリオットをクビ差制して初白星を挙げた。

9月1日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた5戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月10日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のエリカ特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

9月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4歳（2003年）

2月10日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーホウセキからハナ差の2着に甘んじた。

4月13日、中8週で迎えた13戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギヒカルに半馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のステラリボンに3/4馬身の差をつけて3勝目を収める

6月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた19戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。