スマイルクローバー（2015年生、母リーフィーウッド）

スマイルクローバー（2015年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時16歳）と交配したリーフィーウッドが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年のアッパートライ一組。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イワミ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松野真一によって162万円で落札された。

飯田良弘厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2017年）

5月31日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマンテンノホシに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイヴァーベナに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイクアラッシュに1馬身3/4の差をつけて2勝目を掴み取った。