スマートスタイル（2002年生、母シャルムダンサー）

スマートスタイル（2002年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋スタイル」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したシャルムダンサーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D4一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月29日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

7月2日、中8週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4歳（2006年）

2月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D5一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムサシテエムに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D3三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコカリナに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラヴスマイルに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C4一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月9日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。