エアグリフォン（2020年生、母Yuzuru）

Air Griffon

2020.03.17

エアグリフォン（2020年3月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+獅子の胴体に鷲の頭と翼を持つ幻獣」。毛色は鹿毛。種牡馬のAir Force Blue（当時7歳）と交配したYuzuruが11歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月21日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月22日、中8週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4歳（2024年）

2月29日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のスコプルスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリアライズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハイグッドシャインに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月22日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、フラフに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスターキーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。