オンワードホープ（1986年生、母オンワードバロン）

オンワードホープ（1986年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホープフリーオン（当時14歳）と交配したオンワードバロンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着4回、中央障害2戦0勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月12日、デビュー戦は菅原泰夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原泰夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったハシノトウリュウにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原泰夫騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、エドノラウンドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原泰夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、カルチェラタンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原泰夫騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、リュウカムイにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマドンナガールを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月12日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月4日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1990年）

1月28日、中6週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

6月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1991年）

2月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg絞って迎えた16戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた17戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。