サンダージェラート（2001年生、母ピアドサンコー）

サンダージェラート（2001年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時19歳）と交配したピアドサンコーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は藤江貞夫。戦績は、地方21戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の向日葵特別(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤江貞夫から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、高知県馬主協会によって241.5万円で落札された。

山岡恒一厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2003年）

6月14日、デビュー戦は花本正三騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（高知ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロックハートに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（高知ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルジャガーに3/4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月3日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルジャガーから3馬身差の2着に敗北した。

11月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、アラ系2歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、アラ系2歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカタイショーからクビ差の2着となった。

3歳（2004年）

1月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の睦月特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で花本正三騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月11日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、アラ系一般C6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で花本正三騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナンゴクボーイに2馬身半の差をつけて休み明けの一戦を制した。

8月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の向日葵特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で花本正三騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカイヨウミラクルに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

8月29日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で花本正三騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレインドッグに半馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

10月3日、中4週で迎えた11戦目は、3歳オープンのアラブ3歳特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で花本正三騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で花本正三騎手（11戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレインドッグに3/4馬身の差をつけて制した。

12月4日、中6週で迎えた13戦目は、アラ系一般C4（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で花本正三騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

2月5日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、アラ系一般C3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で花本正三騎手（13戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカイヨウミラクルに2馬身半の差をつけて7勝目を収める

3月5日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で花本正三騎手（14戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオーランサーに6馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

3月26日、中2週で迎えた16戦目は、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で花本正三騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセツジョージに5馬身の差をつけて優勝

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で花本正三騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロファーストに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月14日、中3週で迎えた18戦目は、若竹特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で花本正三騎手（17戦10勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオーサカスズメを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

6月5日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般A B（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で花本正三騎手（18戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムサシボウルビーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般A3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で花本正三騎手（19戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のムサシボウルビーをクビ差振り切って雨下の一戦を制した。

9月11日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、尾花特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で花本正三騎手（20戦12勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。