カゼノヨウニ（2021年生、母マイネマリアンヌ）

Kazeno Yoni

2021.04.08

カゼノヨウニ（2021年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のAnimal Kingdom（当時13歳）と交配したマイネマリアンヌが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌田中牧場。主な勝ち鞍は2024年の九品仏川賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、真歌田中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鶴岡鉄工所によって440万円で落札された。

荒井朋弘厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

12月4日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳戦の2歳新馬（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のクライマックスリレー賞（大井ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2024年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

2月12日、中2週で迎えた4戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の九品仏川賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のジュエルアバンティに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田中洸多騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。