ネイチャーストーム（2001年生、母イースタンヴィック）

ネイチャーストーム（2001年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋嵐」。毛色は鹿毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時10歳）と交配したイースタンヴィックが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松田富士夫。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

7月16日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードウインから4馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカノエンジェルに9馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月2日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノシーズに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセンノウィンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月23日、中5週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したグローリーブラッドを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイコンドルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて優勝

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2005年）

5月1日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた12戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月30日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5歳（2006年）

1月5日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月26日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた16戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた18戦目は、ミラクルアドマイヤ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。