ベルビューアムール（1995年生、母スダローマン）

ベルビューアムール（1995年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時8歳）と交配したスダローマンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地15戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は1998年のマルチマッチ特別。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

12月6日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、4着に入った。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1998年）

1月17日、中3週で迎えた3戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第3戦（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のマルチマッチ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコンバットオーキを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（7戦1勝）。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り最後はビューティスカットと並んで12着同着となった。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の習志野特別（中山芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月3日、中0週で迎えた18戦目は、長岡特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。