キャニオンスバル（2010年生、母アペルドールン）

Canyon Subaru

2010.04.28

キャニオンスバル（2010年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時13歳）と交配したアペルドールンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

須田和伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

12月28日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったスパイスフレイバーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2013年）

1月24日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホリノハンターに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳オープンの’13雲取賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャラオに3馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月16日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月29日、中7週で迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた10戦目は、初午特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、節分特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月28日、中3週で迎えた12戦目は、風花特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

3月10日、中0週で迎えた13戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。