フユノファンタジー（1997年生、母シクレノンフローラ）

フユノファンタジー（1997年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時18歳）と交配したシクレノンフローラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地11戦2勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月19日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のトウヨウテーストに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のネオマックイーンをハナ差振り切って2勝目をマークした。

4歳（2001年）

6月24日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（6戦2勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（7戦2勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5歳（2002年）

3月31日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスカルカレッジからクビ差の2着となった。

4月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウシュホーに6馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月22日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。