シゲルヒュウガ（2011年生、母レインボートラスト）

シゲルヒュウガ（2011年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋『日向』令制国名（旧国名）」。毛色は栗毛。種牡馬のストーミングホーム（当時13歳）と交配したレインボートラストが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月15日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3歳（2014年）

3月15日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

5月10日、中3週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマキシマムフロウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のウェルヴァーストに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2015年）

2月21日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

5歳（2016年）

3月3日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、F.ボッサ騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月29日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、枝垂桜特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた17戦目は、初夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、夏霞特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、夏椿賞（川崎ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた21戦目は、みうら夜市特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月5日、中0週で迎えた22戦目は、沖ノ島特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったハクサンワールドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、向日葵特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリーズドンテルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

9月12日、中2週で迎えた24戦目は、金木犀賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた25戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、流鏑馬特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた26戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、かえで特別（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた27戦目は、楓賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

6歳（2017年）

1月3日、中7週で迎えた28戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた29戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月15日、中1週で迎えた31戦目は、中の島賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月3日、中2週で迎えた32戦目は、若草特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた33戦目は、スプリング賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、高橋正嘉ウーロン杯（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた35戦目は、あつぎジャズナイト2017開催特別（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた36戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月1日、中0週で迎えた37戦目は、紫苑賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（11戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月25日、中2週で迎えた39戦目は、ユニコーン賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月12日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた41戦目は、ホオジロ賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。