スミ（2019年生、母マーヴェリックス）

経歴

デビュー前

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレオインテンシブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月28日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（2022年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた5戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月17日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったグランブリッジに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

7月31日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったミラキュラスライトにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタマモタップダンスを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2023年）

1月14日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの響灘特別（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田大和騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヴェールアップを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

4月29日、中8週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの三条ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中7週で迎えた14戦目は、3歳以上3勝クラスの花のみちステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上3勝クラスのトルマリンステークス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（6戦2勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの桂川ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた17戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上3勝クラスのユートピアステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5歳（2024年）

1月20日、中9週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの石清水ステークス（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は角田大河騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

2月11日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの初音ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。