グッディグッディ（2007年生、母グッドセイラー）

グッディグッディ（2007年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「お利口さん（母名より連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時14歳）と交配したグッドセイラーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

6歳のとき、千代田牧場から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月22日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマレーネを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

8月22日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4歳（2011年）

2月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

4月9日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。

10月22日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下の米山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦1勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり17着に終わった。

12月20日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、天然温泉あま湯特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、サンテレビ盃（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエアラセンガンに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマルキーズを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた19戦目は、境田大悟杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったトウショウリズムに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた20戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木太一騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた21戦目は、西尾祐馬三歳誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木太一騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木太一騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた23戦目は、神田知美さん誕生日記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木太一騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木太一騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた25戦目は、能登空港利用促進杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木太一騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた26戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木太一騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた27戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、三方岩岳特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（17戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（18戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。