モンルージュ（2004年生、母ソープオペラクイーン）

モンルージュ（2004年2月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「パリの地区名」。毛色は鹿毛。種牡馬のSmart Strike（当時12歳）と交配したソープオペラクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地25戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

12月2日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タンゴノセックに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3歳（2007年）

6月16日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はフォーユアスマイルと並んで8着同着となった。

9月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したライトグローリーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヘンリーゴンドーフを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2008年）

4月26日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

7月6日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

7月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

9月6日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（4戦1勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5歳（2009年）

2月8日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

6歳（2010年）

3月21日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月29日、中1週で迎えた21戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月31日、中8週で迎えた22戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた23戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。