ホワイトティアラ（2005年生、母トラフィックサイン）

ホワイトティアラ（2005年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時9歳）と交配したトラフィックサインが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は春木ファーム。戦績は、地方35戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のフューチャー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、春木昭雄から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサラマンドネクサスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の弘前城雪燈籠まつり杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2008年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマーチングブルー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月20日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の（社）青森県畜産協会会長杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、つなぎ温泉レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、フォックスバーデン杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2八（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般B2十（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（14戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2十（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B2十（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般B2八（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月12日、中5週で迎えた20戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B12 C3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般B13 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のブレイクフリーをハナ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月4日、中7週で迎えた23戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレートアドミラルに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月11日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツリダベストをクビ差振り切って4勝目を手にした。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マツリダベストに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、盛岡市下町資料館レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツリダベストをハナ差振り切って5勝目を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、三陸リアス賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（18戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた30戦目は、新山根温泉べっぴんの湯レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（19戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた31戦目は、奥入瀬渓流エコロードレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（20戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、釜石まるごと味覚レース（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（21戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた33戦目は、美味芳醇きたかみ牛レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（22戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月19日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2十一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（23戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

12月6日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、横手のうめもの選りすぐりレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（24戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。