ダイワモンド（2010年生、母サウンドバイト）

ダイワモンド（2010年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋世界、社交界（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時9歳）と交配したサウンドバイトが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方30戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年のチャレンジシリーズ第13戦(C2-10)。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

3月16日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

10月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したサンダーバードを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月3日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、チャレンジシリーズ第30戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、スターバトマーテルに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2014年）

1月2日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイワボビーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月15日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハーティンハートを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月22日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスターバトマーテルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（12戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた18戦目は、チャレンジシリーズ第5戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中純騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中純騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したエーシンロンマーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で田中純騎手（15戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で田中純騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

7月5日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第13戦（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヴァンブランに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（17戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（18戦2勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（19戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた26戦目は、ハス賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（20戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（21戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（22戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた29戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（23戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（24戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（25戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（26戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。