トーヨーリキオー（1986年生、母トーヨーレーン）

トーヨーリキオー（1986年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時9歳）と交配したトーヨーレーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、中央平地10戦0勝、地方31戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の一般。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

12月10日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、柴田弘之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

3歳（1989年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田政人騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（1990年）

4月1日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクパーシアに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオヤサカから1馬身差の2着に敗北した。

5月12日、連闘で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスコーピオンスターに2馬身の差をつけて制した。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフドウアラシから1馬身半差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた21戦目は、はづき賞（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた22戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた24戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1991年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノトウシヨウに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月6日、中1週で迎えた30戦目は、メイカップ（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（8戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツエストリームから2馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイドーウイングスに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月7日、中3週で迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（12戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントスープラから半馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤雅彦騎手（13戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた36戦目は、はづき賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤雅彦騎手（14戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた37戦目は、クィーンジョッキーシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1992年）

4月13日、約7か月の休養明けで迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は田村光則騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（15戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は田村光則騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。