ゴールデンテネシー（1983年生、母テネシーアロー）

ゴールデンテネシー（1983年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラデイガ（当時14歳）と交配したテネシーアローが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は加田幹男。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。鞍上は郷原洋行騎手。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月5日、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4月27日、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月17日、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。19頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

5月31日、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたカールシロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月10日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月24日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のネアルピットを半馬身振り切って勝利を掴んだ。

9月21日、4歳以上400万下（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のレディーホウヨウに4馬身の差をつけて勝利を手にした。

10月25日、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月15日、4歳以上900万下の初冬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲幸夫騎手。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

11月30日、ハンデ戦で4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で津曲幸夫騎手。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月20日、4歳以上900万下（中山ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で津曲幸夫騎手。17頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

4歳（1987年）

6月21日、5歳以上1400万下の福島テレビ杯（福島芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で津曲幸夫騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月18日、4歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で津曲幸夫騎手。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5歳（1988年）

5月24日、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は富樫英利騎手。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は舞木聖騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1989年）

1月24日、一般A2（足利ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は野木英文騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、一般A2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野木英文騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月15日、一般A2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野木英文騎手。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。