ドンマルゴー（2005年生、母キャバレット）

ドンマルゴー（2005年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ワインの産地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時16歳）と交配したキャバレットが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は小田誠一。戦績は、中央平地22戦2勝2着3回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の喜多方特別(500万下)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月9日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

3歳（2008年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入った。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中村将之騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のシャンパンフルートに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

11月1日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したマチカネエベッサンにクビ差届かず2着となった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったセイウンバリューにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（7戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり18着に敗れた。

4歳（2009年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテイエムカゲムシャにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクインズプレイヤーに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

12月20日、約8か月の休み明けで迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

5歳（2010年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、4歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた19戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。

12月11日、約7か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上500万下の鞍手特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6歳（2011年）

3月7日、中9週で迎えた23戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、オフト汐留賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

4月29日、中7週で迎えた24戦目は、昭和の日特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、サンケイスポーツ盃（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、立夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の雁坂特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた28戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、緑風特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた29戦目は、青柳特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月20日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の旋風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた33戦目は、シトリンスター賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦のカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で濱田達也騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた35戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で濱田達也騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた36戦目は、ハンデ戦の東京スポーツ盃（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で濱田達也騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。